ユニット名｢パリャーソ」とはポルトガル語でピエロ、道化師の意味。
ジャズにしっかりと軸足をおきつつも、ポップスから童謡・ラテンまでジャンルにとらわれず、古今東西の名曲とオリジナルを演奏する二人組。2001年12月に結成、今年10年目を迎える。
02年｢パリャーソ」、04年｢ヌアージュ」、05年｢グリオ」、06年｢ウルガ」、07年｢風に吹かれて」、08年｢スウィート・メモリーズ」、09年｢セレッソ」と7枚のCDをリリース。
ヨーロッパ各地で修行を積んだ続木力と作・編曲家としても独自の活動を繰り広げる谷川賢作との粋なかけあいは多くのファンを魅了してやみません。

結成10年目にさしかかろうという記念すべきこの12月に、
ブリコラージュでのライブが開催できること、本当に嬉しく思っています。
ピアノという、とっても馴染み深い楽器。ハーモニカもそう。
でもこの二人の手にかかると、二人にしかできない、
パリャーソにしかできない音楽がどんどんどんどんあふれ出て来るのです。
それを、ライブ会場で目の当たり（耳当り？）にしながら、
もう何度も聴いたはずのあの曲やこの曲も、毎回違ってあたらしい魅力があって、
やっぱりいつもいつもわくわくさせられるのです。
ピアノの谷川賢作さん。言わずと知れた、
父であり詩人の谷川俊太郎さんとの朗読ライブや、NHK「その時歴史は動いた」などのテーマ曲作曲、映画音楽制作でもおなじみですね。
続木力さんは、家業のパン屋の修業にパリに行ったはずが・・・
磨き込まれたのはハーモニカの腕。
路上ライブで腕試ししながら、日本でも知られた歌手ジャック・イジュランのサポートなどでも活躍されました。
そんなふたりが出会ってパリャーソが結成されたのは、奇跡だと思います。
「パリャーソ、まだなの？」って何度も何度も聴いてくださったお客さま。
やっと実現します。是非、お越し下さいね。

（BRICOLAGE）

ブリコラージュは、木造の元家具工房だった場所を改装したところです。
昔ながらの大きな梁や柱に囲まれた、小さいけれどあったかい場所です。

谷川賢作/ピアノ

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1960年東京生まれ。ジャズピアノを佐藤允彦に師事。演奏家として「パリャーソ」の他、現代詩をうたうバンド「DiVa」また父である詩人の谷川俊太郎と朗読と音楽のコンサートを全国各地で開催。作・編曲家として、映画「四十七人の刺客」「竜馬の妻とその夫と愛人｣NHK「その時歴史が動いた｣テーマ曲等。88、95、97年に日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。近年では、ピアニスト舘野泉に組曲「スケッチ・オブ・ジャズ」を献呈するほか、画家・山本容子の絵とエッセイで綴る「Jazzing」の音楽プロデュースなど多方面で活躍している。
http://tanikawakensaku.com/

続木力/ハーモニカ

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1958年京都生まれ。
ブルース・ハーモニカを独学し1977年渡仏。パリを中心にヨーロッパの路上で演奏活動を続け、ジャンルを問わず、数多くの多国籍ストリートバンドに参加。1988年からはフランスのシンガーソングライター、ジャック・イジュランのレコーディング、コンサートツアーなどでサポート。帰国後はライブハウスを中心に活動。1997年、初のソロアルバム「ディライト」をホリプロ・ポニーキャニオンよりリリース。